代表挨拶

　私は、20年にわたり、探偵業界に携わってまいりました。その中で、健全な探偵業務をおこなっていくためには、現場で調査をおこなう調査員と、クライアントと接する相談員を育成する機関が必要であることを、強く感じてきました。

　この度、「日本心理学アカデミー」様との提携により、日本で初めてとなる、心理学を取り入れた授業をおこなう探偵スクールを開校することになりました。

　正確な調査をおこなえるようになることはもちろん、クライアントの精神的なケアをおこなうこと、クライアントの状況を理解し、要望に的確に応えるための技術を身につけることができます。

　一つの調査会社が、自社のためだけに調査員を養成する探偵学校とは違い、幅広い視点を持って、全国の探偵社に信頼される調査員、相談員を養成することが、「JDAD探偵スクール」の大きな目的です。そのために、独自の認定資格「適正調査士」を設けています。当校の卒業生の皆様には、その資格取得を目指して努力をして頂きたいと思います。

　残念ながら、探偵というと、テレビの中ではいまだに殺人事件の考察をし、あるいは犯罪者と対決するシーンが多く見られます。一般社会においても、怪しい、怖いというイメージをお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。

　しかし、実際の探偵は、私生活の中で問題がおこり、あるいは望まないトラブルに巻き込まれてしまったクライアントの支えになり、平穏な生活を取り戻すために働きます。表舞台からは見えない裏側でクライアントの利益のために汗を流すという、地味ですが非常にやりがいのある仕事です。

　クライアントのためになるだけでなく、働く探偵にとっても高い満足感が得られるよう、高度なスキルを身につけた探偵として卒業し、活躍されることを願います。

　仕事に役立てるために受講を検討される方、探偵として働いてみたいと考える方だけでなく、教養の一部として探偵業務を学びたい方、独立開業をお考えの方まで満足していただけるよう、充実したカリキュラムをご用意して、みなさまをお待ちしています。

株式会社シューティングスター
JDAD探偵学校 校長 吉澤真一郎